iktsuarpok|イクツアルポーク

移住者が伝える、波佐見への移住

Category

{連載}フリーカメラマン・杵嶋宏樹さん「翼をください」 epi.5 中島諭吉さん

▲諭吉さんの見ている景色

諭吉さんは吠えるのが下手で「ワン」と鳴けないんだそうです。それがまた、可笑しくて、かわいいのだそうです。僕が玄関先で初めてお会いしたときにも吠えられることはなかったので、その声を聞いたことはありませんが、音痴な諭吉さんを想像するととても可笑しかったです。

町内放送で鳴り響く夕方のチャイムにつられて窓へと視線を移すと、外の景色は昼間のままなので、熱気が伝わってくるようです。鳴り響く「夕焼け小焼け」は、時間も季節も、まだまだ早いように感じます。メロディーにあわせて歌詞を思い浮かべてみると「ゆうやけ、こやけで、ひがくれて」までは歌うことができて、その後しばらく歌詞がわからなくなってしまい、最後の「からすといっしょにかえりましょ」というところで、また歌うことができるなとぼんやりしていたら、いつかのどこかのありふれた風景を思い出しました。

夕方のチャイムに呼応して遠吠えする犬の鳴き声がどこからか聞こえてきて、その見えない犬を想像しているところです。定まらない空を見上げて立ち尽くしている自分の姿を上空から見下ろしているような風景。「かえりましょ」と音楽が消えてからの余韻が、犬の遠吠えとともに自分のいるエリアに満ちている風景。そんな中に自分が立っていて、その余韻と一緒に閉じ込められた風景のことを思い出しました。

見えない犬は、最初は同じ方角から同じ鳴き声でも、別の方角から別の声色が参加してくることもあって、大きい犬なのか小さい犬なのかが鳴き声から想像できたし、きれいな声や音痴な声もあったように思います。


書き手/カメラマン 杵嶋 宏樹
1979年神奈川県出身。2000年「東京工芸大学 芸術学部写真学科」入学、2004年卒業。「広川事務所」に就職し、写真家・広川泰士氏のアシスタントを務める。29歳に独立し、ラジオ番組のスチールや雑誌など関東を中心に活動。2023年12月に波佐見町へ移住。

杵嶋宏樹さんの作品や最新情報
tumbler
Instagram

連載「翼をください」のはじまりの物語はこちら

Tagsタグで知る波佐見の移住

hasamilife 夏休み子ども体験講座 中野雄二 空き工房バンク 波佐見焼ができるまで 駄菓子屋 お試し住宅 地域商社 まるやまももこ studiowani イクツアルポーク連載 子育てレシピ 嘉麻と波佐見 波佐見 ワーケーション ウラベメグミ 長崎の子育て イクツアルポーク 金継ぎ教室 福岡梓 福岡あずさ 中尾山 野々川グランビューパーク 移住リサーチ oniwa 移住相談 maruiko スリップウェア体験 モニターツアー 空き工房 子連れ歓迎 生地屋 補助金 みんなのアトリエはざま ウエノアイ 波佐見空き家バンク 観光農園 やきもんいがい 波佐見空き工房バンク 子連れ旅 移住 波佐見の子育て iktsuarpok 窯元めぐり Jターン シェアハウスで暮らす 古民家民泊 杵嶋宏樹 長崎求人 嘉麻と波佐見の作家市 田舎で子育て 紀窯 ピカピカ泥だんご 長崎登山 波佐見の移住 空き家 波佐見町地域おこし協力隊 九州移住 波佐見移住 移住者の話 ワークショップ 鴨川市釜沼 管理栄養士のレシピ 綿島健一郎 食品サンプル イクツアルポーク波佐見 Uターン ながさき移住サポートセンター ご当地マグネット 空き店舗 移住者インタビュー スタジオワニ 地域おこし協力隊 波佐見お試し住宅 波佐見空き家 連載 地方移住 YOKAワーケーションツアー 長崎移住 波佐見の新しいお土産 子どもの常備菜 noribe ながさき暮らし 時短レシピ 犬のポートレート 波佐見グルメ 波佐見観光 小松知子 長崎金継ぎ教室 ウェル洋光台 佐世保コンベンション協会 古民家民泊oniwa ながさき暮らし相談会 波佐見のお土産 長崎空き家 西海陶器 長崎子育て 二拠点 翼をください mame. 嘉麻市 嘉麻市の作家 波佐見焼 Iターン 波佐見求人 型屋 移住ガイド