イクツアルポークの事務所がある「みんなのアトリエ はざま」では、金継ぎ教室を開催しています。…といっても、私が教えているわけではありません。
講師は福岡市で「なおす、つくる」を主宰している小松知子さん。小松さんは木漆芸家の関野晃平氏や蒔絵師の小林宮子氏に師事し、漆や蒔絵と深く向き合ってこられた方です。最近では、金継ぎキットや1日で完成する金継ぎ教室などもありますが、“せっかくやるのなら、できるだけ本来のやり方に近いものを学びたい(学んでもらいたい)”という思いから小松さんに来ていただくことにしました。
金継ぎはいくつもの工程を経て完成します。欠けた箇所を埋め、磨き、漆を塗り、また磨き…。どれも細かで地味な作業ですが、手元に集中する作業はひとりになれるとても楽しい時間です。そして、出来上がった器を手にすると、新しい魅力を纏って喜びもひとしお。新しい歴史を歩むことになるのです(大袈裟ですかね 笑)。
金継ぎ教室は、毎月1回の全6回で開催しています。第六期は6月以降の募集になる予定ですので、気になる方は下記よりお問い合わせください。募集が始まる際に、先行してご案内いたします。
金継ぎ教室にご興味がある方は