波佐見町では、「子育て支援センター きしゃぽっぽ」や新米ママ向けの集まり「はじめのIPPO」などでベビーマッサージの講座を行なっています。
講師をしているのは、キャリア15年以上のロイヤルセラピスト協会・奥津久美子先生。波佐見町では8年以上講座を行なっており、波佐見の赤ちゃん&ママに200人以上会ってきた大ベテランです。
通常の講座では、約20分かけてマッサージを行なっていくのですが、今回はおうちで気軽にできる“便秘解消・腸の働きを助ける”マッサージを教えてもらいました。
【用意するもの】
・ざぶとん(床が硬い場合)
・バスタオル
・おねしょシーツやいらなくなったタオル(おもらし対策)
・オイル(ドラッグストアなどで購入できる医薬部外品のベビーオイルでOK)
・水分(おっぱい、湯さまし、お茶など)
【準備】
・寒い季節は、部屋を暖かくしておきましょう。目安は、お母さんが半袖で過ごせるくらいです。
・指輪は外しましょう。
・座布団の上にバスタオル、その上におもらし対策のおねしょシーツやいらなくなったタオルを敷きます。おねしょシーツは、ペット用シーツでも代用できます。おねしょシーツは、お尻の部分に敷きます。男の子は縦向き、女の子は横向きに広げるとこぼれにくいです。
【手順】
1.お腹に優しく手をのせ、体調を確認します。赤ちゃんに熱がある時や機嫌の悪い時は避け、お母さんがリラックスしているときに行うようにしましょう。
◇ポイント/赤ちゃんの発達段階に合わせて触る力を調整しましょう。0〜2ヶ月の赤ちゃんは、力は入れずにそっと触れるイメージで。
2.オイルを手のひらにたっぷり広げてマッサージをはじめます。おへそを中心に時計回りで手を滑らせます。2秒半で1周するくらいの早さです。「なっちゃん♪なっちゃん♪なっちゃんのお〜なか♪」などと、歌をうたいながら行うと赤ちゃんもリラックスできます。これを5周行います。
3.足首を優しく持ち、ひざでお腹をトントントンと“軽く”刺激します。「トントントーン♪」と声をかけながら行いましょう。3回セットです。マッサージのあとは、水分補給を促しましょう。
◇ポイント/力を入れずに、軽く刺激するようにしましょう。
ベビーマッサージは、血流を良くしたりリンパの流れを促したりする効果が期待できます。ですが、それ以上に、言葉が喋れない赤ちゃんとのコミュニケーションとして最適です。赤ちゃんとお母さんがリラックスしてできる時間に、ぜひやってみてください。
{きょうの一枚}
癒された〜。