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移住者が伝える、波佐見への移住

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【嘉麻と波佐見の作家市】嘉麻市出展者4/吹きガラス工房 琥珀

こんにちは、嘉麻市のmaruikoです。
福田さん「これなん?」地獄だそうですね、
こちらは何でも「母ちゃんのせいばい!」地獄。
母ちゃんのせいじゃ無いのにいいい(涙)

さて、嘉麻市出展者4人目の紹介。
今回は「吹きガラス工房 琥珀」さんです。

みなさん、琉球ガラスを知ってますか?
その名の通り沖縄で生まれた吹きガラス工芸。
空き瓶などの廃ガラスを使用して作られ
プツプツと入った気泡や、左右非対称で、厚手のぽってりとした素朴で親しみやすい形が特徴です。

それぞれに表情の違う吊り下げランプ。きれいだ…。
酒瓶や牛乳瓶、ジュース瓶などの廃瓶をもらい受け、透明や青、緑など7~8種類の色を使用。

1973年 嘉穂町(現嘉麻市)生まれ。
2002年より沖縄にて琉球ガラス「現代の名工」稲嶺盛吉氏に師事。
2008年 嘉麻市にて「吹きガラス工房 琥珀」を創設。

ガラス作品を作るには、大抵は最低3人以上のチームで制作を行うものなのだそうですが
琥珀さんは全ての作業を1人で行われています。

嘉麻市と沖縄、近いようですが全く接点が思い浮かばない…
(嘉麻市には海が無いですし)
どうしてここで琉球ガラスを?

大学卒業時就職先に悩んでいる際、テレビで紹介されていた琉球ガラス職人の稲嶺氏。
ガラスの美しさもですが、年齢・学歴も関係なくその人自身の技術を重んじる
替えの効かない仕事に惹かれ、これだ!と思い立ち琉球ガラスの道に足を踏み入れたのだそう。

沖縄での修行の日々を終え、どこで工房を構えるかと色んな場所を見て回るも
なかなか、これ!という場所が見つからない。
とりあえずはここでやってみよう!と自宅横の車庫をご自身で改装し工房を構えたとの事。

現在も使用されている工房には、ご自身で作られた窯や様々な道具が並びます。
工房を構えた当初に手造りされた小さなギャラリースペースも。

窯に火を入れると超高温となる工房。
何年もここで1人、作品を作り続けている事を想うと
ずっと消えない琥珀さんのガラスに対する熱い気持ちが伝わってきます!

現在、工房近くにはギャラリースペースもあり、沢山の作品を見ることができます。
何と吹きガラスの体験をすることもできるそうです。
(どちらも要問い合わせ

一つ一つ形も表情も違う、素朴で美しい琥珀さんのガラス作品たち。
波佐見で並ぶのを楽しみに待っていてくださいね!


嘉麻と波佐見の作家市
会場/西の原 モンネポルト(長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4)
日程/9月29日(日)
時間/11時〜17時
入場/無料

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