iktsuarpok|イクツアルポーク

移住者が伝える、波佐見への移住

Category

{連載}フリーカメラマン・杵嶋宏樹さん「翼をください」 epi.10 三浦モグさん

▲モグさんの見ている景色

波佐見町の中央部の盆地には東から南に川が流れています。地図には川棚川と書かれていますが、実際には波佐見川という名前が使われていることが多いように思います。川の流れは、佐賀県の嬉野市の方角から波佐見町の中心部まで東から西へと流れていきます。そして緩やかに南の方角へと流路を変えて、長崎県の川棚町をぬけて海へと流れていきます。

波佐見川には両岸の堤防を整備した桜づつみ河川公園があります。赤い地面の遊歩道が5キロくらい川沿いに続いていて、桜が植樹されて並木になっています。途中に駐車スペースやトイレも整備されていて、近所の人だけでなく、散歩やランニングに来ている人をたくさん見かけます。

モグさんとの待ち合わせは、この河川公園の東屋でした。モグさんがまだ小さかった頃、波佐見町で暮らし始めた頃に、何度もお散歩をしたという場所での待ち合わせでした。はじめの2ヶ月間くらいはお医者さんの指示で、だっこひもにくるまれてのお散歩だったのだそうです。

モグさんの記憶の中では、抱かれながら見ていた景色は、川の水やツツジの街路樹が目線の先で下の方に続いていて、空がもっと広くて、桜の枝葉がもっと近くにある道になっているのだと思います。3歳になったモグさんは、この赤い遊歩道をお散歩するときに、ふと家族に抱かれながら見た景色を思い出したりすることもあるんだろうかと聞いてみたい気持ちになりました。


書き手/カメラマン 杵嶋 宏樹
1979年神奈川県出身。2000年「東京工芸大学 芸術学部写真学科」入学、2004年卒業。「広川事務所」に就職し、写真家・広川泰士氏のアシスタントを務める。29歳に独立し、ラジオ番組のスチールや雑誌など関東を中心に活動。2023年12月に波佐見町へ移住。

杵嶋宏樹さんの作品や最新情報
tumbler
Instagram

連載「翼をください」のはじまりの物語はこちら

Tagsタグで知る波佐見の移住

時短レシピ 地域商社 波佐見求人 鴨川市釜沼 補助金 maruiko ウエノアイ oniwa 波佐見の新しいお土産 嘉麻と波佐見の作家市 生地屋 嘉麻市 佐世保コンベンション協会 Uターン 福岡あずさ 窯元めぐり 長崎移住 移住者の話 まるやまももこ スリップウェア体験 嘉麻と波佐見 ウラベメグミ 波佐見焼 ウェル洋光台 移住 紀窯 波佐見お試し住宅 移住ガイド 地域おこし協力隊 ながさき移住サポートセンター 杵嶋宏樹 夏休み子ども体験講座 波佐見空き家バンク 福岡梓 長崎求人 波佐見の子育て 空き工房バンク 長崎空き家 モニターツアー 子連れ旅 ワークショップ 連載 観光農園 古民家民泊 嘉麻市の作家 ながさき暮らし hasamilife 波佐見移住 studiowani 移住相談 ながさき暮らし相談会 みんなのアトリエはざま 綿島健一郎 型屋 子連れ歓迎 波佐見の移住 ピカピカ泥だんご noribe 食品サンプル 長崎の子育て 中野雄二 空き工房 移住者インタビュー 西海陶器 空き家 長崎子育て イクツアルポーク波佐見 空き店舗 ご当地マグネット YOKAワーケーションツアー mame. 長崎金継ぎ教室 野々川グランビューパーク 子どもの常備菜 お試し住宅 金継ぎ教室 駄菓子屋 管理栄養士のレシピ スタジオワニ イクツアルポーク 二拠点 波佐見観光 波佐見焼ができるまで 波佐見空き家 小松知子 シェアハウスで暮らす iktsuarpok Jターン ワーケーション 波佐見 中尾山 子育てレシピ 翼をください 地方移住 波佐見空き工房バンク 波佐見町地域おこし協力隊 犬のポートレート 移住リサーチ 田舎で子育て Iターン