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移住者が伝える、波佐見への移住

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{連載}フリーカメラマン・杵嶋宏樹さん「翼をください」 epi.3 佐々木笑(ニコ)さん

▲佐々木笑(ニコ)さん
▲笑さんの見ている景色

笑さんには、7つ上のお兄ちゃんがいます。学校のある日は毎日、朝7時20分に近くの自治会館に集まります。お兄ちゃんが朝に出かけていく時、笑さんも外に出かけて行きたくてそわそわします。出掛ける身支度をしている間にもそわそわします。今日は特別に、お兄ちゃんのお見送りについていくことができました。

僕が小学生の頃にも、近所の子どもたちで集まって登校をしていました。家の近所は住宅が10軒くらい集まった区画で、住んでいる人のための私道が「T字路」になっている行き止まりの道で、車の通りの少ない安全な場所でした。若い同世代の家族が多く、子どもたちもみんな仲良くて、この私道を使って「ドッチボール」や「盗塁」、「おにごっこ」、「だるまさんがころんだ」なんかをして遊んだ記憶があります。僕らが毎朝登校するために集まるのは、「だるまさんがころんだ」でオニになる子が背を向けて立つ電信柱でした。


書き手/カメラマン 杵嶋 宏樹
1979年神奈川県出身。2000年「東京工芸大学 芸術学部写真学科」入学、2004年卒業。「広川事務所」に就職し、写真家・広川泰士氏のアシスタントを務める。29歳に独立し、ラジオ番組のスチールや雑誌など関東を中心に活動。2023年12月に波佐見町へ移住。

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