さて、アルブルモンドのランチが終わり、午後からの過ごし方です。
●13時15分「白山陶器」
全国区の知名度を誇る白山陶器は、日本全国、色んな百貨店やショップで販売されています。「じゃあ、わざわざショップに寄らなくても良いのでは?」と思うかもしれませんが、いーや、それは違います!白山陶器ファンであれば、ぜひ立ち寄ってみてください。当たり前ですが、品揃えが段違い!直営店ならではのシリーズもあり、さらに、産地価格でとてもお得に購入できます。
●14時「NO.1210」
次は、白山陶器から徒歩1分ほど「藍染窯」の直営ショップ「NO.1210」に。波佐見といえば磁器のイメージが強いかと思いますが、藍染窯が作るのは温かみのある土もの。ざっくり、ほっこり好きはきっと気にいりますよ!「NO.1210」では、藍染窯の商品が購入できるほか、奥のカフェスペースでコーヒーやスイーツをいただくことができます。
●14時40分「中尾山散策」
さて、波佐見の最後は中尾山へどうぞ。
中尾山には、約20もの窯元・商社があり、煙突が立ち並ぶ町並みを見ながら窯元巡りが楽しめます。とはいえ、全部回るわけにはいかないのでこの日に回った窯元・商社をご紹介します。
「一真窯」
一真窯といえば、白磁のしのぎ。写真でも分かるように、光が透ける薄さ!そして、持つと驚くほど軽いんです。
「光春窯」
カジュアルな器から、少し年配の方にも好まれる落ち着いたものまで、バリエーション豊かに揃う光春窯。
ジャーーん!!説明するまでもないですね。うんうん。どこにあるかは探してみてください!
「赤井倉」
波佐見・有田・伊万里などの器が揃う「赤井倉」。建物の佇まいもとっても魅力ですが、私が密かに注目しているのが…
骨董コーナーをチェックしてください。掘り出し物がありますよー。実は私も一つ、この日に購入しました。
これ!漆塗りの重箱です。金継ぎの先生と来ていたので「これ、どうですか?」と聞いたところ「掘り出し物だと思いますよ!」とのお答え。ちょうど重箱を探していたので購入しました。次のお正月に早速活躍しそうです。…で、これがいくらか気になるでしょ?なんと5000円!夫には秘密で買いました 笑
「陶房 青」
中尾山の最後は「陶房 青」へ。ロクロ場にショップが併設しており、ここもまた良い雰囲気。中尾山のショップは、産地ならではの雰囲気を大事にしていてとてもセンスが良いんです。
人気なのは、赤ずきんちゃんが描かれたこのシリーズだそうです。
駆け足になってしまいましたが、午後の波佐見ツアーはこんな感じ。中尾山は各窯元の滞在時間&回る件数にもよりますが2〜3時間は予定しておくと良いと思います。
さてさて、今回のポイントとなるのは、中尾山での車の置き場!今回は、上の方に建つ「交流館」に車を停めて、一真窯・光春窯を訪問。その後、一旦車を取りに戻って赤井倉の駐車場に移動。赤井倉と青を訪問しました。全て車で移動すると逆に大変なので(道が細かったり、駐車場が狭かったりします)、上と真ん中の駐車場を上手に利用して散策してください。
□おまけ□
トンバイ塀。のぼり窯を築くために使われていた耐火レンガで、灰や釉薬がかかったりして色んな表情が面白いんです。中尾山にありますよー!