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移住者が伝える、波佐見への移住

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{空き家登録}やきものの郷・中尾山で物語の主人公のように暮らす。

写真/山田聖也

家屋や窯元が寄り添うように建つ中尾山。煉瓦造りの古い煙突、細い路地、職人が皿板にのせた生地を運ぶ姿…。長崎県のまちづくり景観遺産に指定されているように、やきものの郷ならではの風景が魅力です。佐世保出身の漫画家・小玉ユキさんが描いた「青の花 器の森」の舞台になった場所でもあります。

中尾山を見晴らす高台に建っています。建築年はおそらく大正期。レトロ好きにはたまらない物件です。それでは、間取りと照らし合わせながら中を見てみましょう!
一見平屋のような外観ですが、実は二階建てです。

玄関入って右手に10畳と8畳の和室があります。真ん中の襖を外せば18畳の大広間に!昔は机を長く並べて宴会などの集まりをしていたんでしょうね。

私が密かに気に入っているこの3畳の小部屋。ここだけ窓が木枠で磨りガラスだったり、随所にくすんだ水色が使われていてレトロな雰囲気です。窓が大きく明るさもあるので、作業部屋に良さそうです。

こちらは台所まわり。食事をとる場所なのかな?6畳の和室があります。間取りを見るとわかるのですが、壁側にでっぱりがあります。ここが食器棚を置くのにジャストフィットしそうです。台所は山側にあるので少し暗め。そして、台所脇から小さな土間スペース(電気温水器が設置されています)、勝手口があります。

洋室も2部屋あります。こちらは増築された部分。山側は湿気が溜まりやすいので、床が少しブカブカしています。西向きの洋室は一変してアンティークな一室!こちらは応接室や作業場、作家の方はギャラリーにしても良さそうです。

玄関入って左手に、浴室やトイレがあります。お風呂はレトロなタイル張り!洗濯機置き場もここです。ただ、お風呂の湿気や水があるのでちょっと洗濯機が心配ですね…。何か衝立をするか、ほかの場所に移動されても良いかもしれません。給湯は電気温水器です。トイレは汲み取り。予算があれば、分かれている男女トイレをひとつにして広くしても良いかもしれません。

台所の入口横から上がると、2階の8畳間があります。壁側についている押入れは意外と奥行きがあり、収納力があります。また、2面が窓なので明るいのもポイントですね。

こちらの物件は売買です。現在不用品が多く残っていますが、契約者が決まり次第撤去します。修繕が必要な箇所が多数ありますが、こちらは現状渡しとなりますのでご理解ください。この雰囲気を活かしながら素敵にリノベーションしてくださる方!お待ちしております。

【例えばこんな方におすすめ!】

・やきものの郷で、ものづくりに触れながら暮らしたい
・ものづくりの作家をしていて、住居兼小さな作業部屋がほしい
・大正期建築のレトロ物件。古い家をリノベーションして自分好みにしたい
・波佐見焼が大好き!やきものの産地らしい景色を感じながら暮らしたい

【要注意ポイント】

・家までの道幅が狭く、離合が難しい。大きな車、運転に不安がある方
・駐車場がありません。近くに駐車場を借りる必要があります
・大正期建築のレトロ物件。古さや使用感が苦手な方
・中尾山は起伏があり上り坂も多い。足腰に不安のある方
・破損箇所は現状渡しです

細かな条件などこちらでもご確認ください。まずはお気軽に内見のご予約を。
また、売買の際にかかる費用は物件購入費用以外にもあります。こちらのブログが参考になりますので検討される方は読んでみてください。

設備などの詳細はこちらでご確認ください。