小さな子どもと温泉に行きたいけど、「オムツ替えできる場所はあるかな?」「自分が体を洗う時はどうする??」と心配でなかなか踏み出せずにいませんか?波佐見には、“温泉デビュー”にぴったりな温泉施設があります。子連れ目線で取材してきましたので、ぜひおでかけの参考にしてください。
波佐見町の長野郷。“ミナミ田園”と名付けられた波佐見町の南地区に「湯治楼(ゆうじろう)」はあります。ミナミ田園には、「湯治楼」のほか、レストランやクレープ屋さん、ホテルなどが揃い、川棚川沿いの桜づつみロードは春の名所となっています。
そんな観光とリフレッシュが一緒に楽しめる立地にある「湯治楼」。それでは、温泉施設を見てみましょう!
女湯の脱衣所です。広々とした脱衣所には、ベビーベッドとおむつ用のゴミ箱があります。使用済みのおむつを処分して帰られるって嬉しいですよね。
泉質は“美肌の湯”と称される、ナトリウム-炭酸水素塩泉・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉。肌にまとわりつくようなとろりとした肌触りです。写真右側は炭酸を閉じ込めた高濃度炭酸泉で、ぬるめの温度なので小さなお子さんでも嫌がらずに入浴できると思います。ただし、炭酸泉の泡はとても繊細なのでそーっと入るようにしましょう!
川の音を聞きながら入れる露天風呂も人気です。夜には星空を眺めながらの入浴が楽しめます。
そして小さな子連れでハードルが高いのが、体を洗うシーン。「湯治楼」には、子ども用の椅子が置いてあります。お母さんが体を洗うときには、小さなお子さんはこの椅子に座らせて隣に。もちろん、「ゆっくり」とはいきませんが、なんとか二人でも温泉を楽しめると思います。(あとは、子どもが機嫌よく待ってくれるのを願うのみ…笑)
共有部分には、畳敷きの休憩所と多目的トイレがあります。うちの子どもは、お風呂上がりにここでアイスを食べるのが楽しみ。瓶牛乳も販売してありますよ。
私も子どもの温泉デビューは「湯治楼」でした。初めて温泉に行ったのは2歳くらいだったかな?最初は緊張しながらでしたが、子連れのお客さんも多くてなんとか一緒に温泉を楽しむことができました。4歳になった今では、「ゆうじろういきたい!」と言うように。
子どもと温泉に行きたいけど…と悩んでいるお母さんは、まずは「湯治楼」でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?もちろん、ほかのお客さんも気持ちよく過ごせるようマナーは守りましょうね。
{きょうの一枚}
はさみ温泉 湯治楼(ゆうじろう)
住所/波佐見町長野郷558-3
電話/0956-76-9008
営業時間/10時〜22時(21時15分最終入館)
定休日/不定
入浴料/中学生以上 平日700円・土日祝日750円、小学生 平日400円・土日祝日450円、3歳以上 平日300円・土日祝日350円
泉質/ナトリウム-炭酸水素塩泉、ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
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